元宇宙飛行士の野口総一氏を基調講演にお招きした

日米の専門家による宇宙における日米協力についてのディスカッションを
開催しました

English page日米宇宙フォーラム

ウェビナー:
宇宙分野における日米協力
― 探査、商業イノベーション、そして戦略的展望 ―

本イベントに関する記事(共同通信社・英語)は下記からご覧になられます。

Ex-Japanese astronaut expects AI to advance space exploration

KYODO NEWS -March 25, 2026

開催案内

2026年3月25日(日本時間)午前9時~10時15分

2026年3月24日(米国東部時間)午後8時~9時15分

形式:オンライン・ウェビナー(一般公開)

言語:英語

近年、宇宙分野には政府機関のみならず民間企業の参入が急速に進み、競争の激化、混雑化、そして利害の対立が同時に進行する新たな局面を迎えています。こうした中、米国と日本は、平和で持続可能な宇宙空間の確保が、地球上の私たちの生活そのものを支える極めて重要な課題であるとの認識を共有しています。

このような状況を踏まえ、本ウェビナーでは、日米双方の第一線で活躍する専門家をお招きし、宇宙分野における協力の現在地と未来について議論します。

基調講演には、元宇宙飛行士であり、現在は国際社会経済研究所(IISE)の最高技術責任者(CTO)を務める野口聡一博士をお迎えします。実際に宇宙の最前線に立ってきた経験をもとに、宇宙開発の現状と今後の可能性についてご講演いただきます。

さらに、宇宙探査、政府、学術分野を代表するリーダーが登壇し、宇宙飛行における日米協力のこれまでの歩み、その発展の過程、そして今後のパートナーシップの展望について、多角的に議論します。

宇宙の未来、そして日米協力の次のステージに関心をお持ちの皆様にとって、貴重な機会となります。ぜひご参加ください。

ウェビナー・スケジュール

9:00 am JST / 8:00 pm EDT
開会挨拶
フランク・ジャヌージ(モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団 理事長)

9:05 am JST/ 8:05 pm EDT
基調講演:宇宙探査と日米協力の歩み
野口聡一 博士(元宇宙飛行士/IISE 最高技術責任者)

野口博士のこれまでのキャリアの概要、日米宇宙協力における主な節目、そして宇宙分野における継続的な日米協力の重要性について概説します。

9:25 am JST / 8:25 pm EDT
モデレーターによるディスカッション:宇宙安全保障と商業機会

青木節子 教授(千葉工業大学 教授/慶應義塾大学 名誉教授)
ジョン・ヒル 氏(元米国国防総省 宇宙・ミサイル防衛担当 副次官補)
サーディア・ペッカネン 教授(ワシントン大学 ジョブ・アンド・ガートルード・タマキ冠教授)

国家安全保障の観点から、日米の宇宙安全保障協力の最新動向について概観します(準天頂衛星システム〔QZSS〕、地球観測、宇宙デブリ対策など)。

9:45 am JST / 8:45 pm EDT
宇宙分野における日米協力の未来
野口聡一/青木節子/ジョン・ヒル/サーディア・ペッカネン

今後10年間に宇宙産業において予想される重要な、または最も注目すべき発展について、宇宙探査、国家安全保障、商業分野の観点から展望します。

10:05 am JST / 9:05 pm EDT
質疑応答(Q&A)

参加者はチャットボックスを通じて質問を送ることができます。

10:10 am JST / 9:10 pm EDT
閉会挨拶

本日の主要なポイントのまとめと、今後の日米宇宙協力で注目すべき動向について。

10:15 am JST / 9:15 pm EDT
閉会

野口聡一 博士 (元宇宙飛行士/IISE 最高技術責任者)

野口聡一 博士 (元宇宙飛行士/IISE 最高技術責任者)

基調講演

1965年神奈川県生まれ。1996年に日本人宇宙飛行士として選抜され、これまでに3度の宇宙飛行に従事。地球帰還における3種類すべての方式を達成した世界初の宇宙飛行士として知られ、ギネス世界記録において2部門で認定されている。宇宙からのショパン演奏のライブ配信により、YouTubeクリエイターアワードを受賞。また、ボーイスカウト日本連盟への長年の貢献により特別功労章を受章。

現在、国際社会経済研究所(IISE)最高技術責任者(CTO)、IHIアカデミー学長、立命館大学副学長、東京大学プロジェクト教授を務めるほか、世界経済フォーラム・エグゼクティブフェロー、スペース・ファウンデーション理事、カップヌードルミュージアム館長などを歴任。

青木節子 博士

青木節子 博士

千葉工業大学 教授/慶應義塾大学 名誉教授

千葉工業大学教授。2025年4月より慶應義塾大学名誉教授。2023年6月よりスカパーJSATホールディングス株式会社取締役。

1993年、マギル大学(カナダ・モントリオール)にて法学博士(D.C.L.)取得。1983年に慶應義塾大学法学部卒業(法学士)、1985年に同大学大学院法学研究科修士課程修了(法学修士)。

これまで、防衛大学校社会科学教室助教授(1994–1995年)、同助教授(1995–1999年)、慶應義塾大学総合政策学部助教授(1999–2004年)および教授(2004–2016年)、慶應義塾大学法科大学院教授(2016年~2025年3月)を歴任。

また、国際宇宙法学会(IISL)副会長(2017年10月~2023年9月)を務めたほか、内閣府宇宙政策委員会委員を2012年7月から2022年7月まで、および2024年8月より現在に至るまで務めている。

ジョン・ヒル 氏

ジョン・ヒル 氏

元米国国防総省 宇宙・ミサイル防衛担当 副次官補

2025年9月、38年にわたる連邦政府勤務を経て米国上級行政職(Senior Executive Service)を退職。大統領ランク賞受賞者。2022年1月より国防総省宇宙・ミサイル防衛担当副次官補を務め、2021年1月~2022年3月および2024年8月~2025年4月の2度にわたり、宇宙政策担当国防次官補の職務を代行した。

これらの職務において、宇宙安全保障、核抑止、ミサイル防衛および対処態勢、大量破壊兵器対策に関する防衛政策・戦略の策定および実施を統括。また、国防総省における関連国際関係も担当し、NATO核計画グループ(High-Level Group)議長を務めた。

国家安全保障戦略、宇宙政策、アジア太平洋地域の安全保障に関する専門家であり、マンスフィールド・フェローシップ・プログラムの初期フェローの一人として、1996年~1997年に日本政府へ出向。その経験を基に、国防総省において日本担当シニア・カントリー・ディレクター、北東アジア部長、東アジア首席部長、アフガニスタン・パキスタン・中央アジア首席部長、宇宙政策首席部長などを歴任。

1986年にアメリカン大学にて国際関係学修士号を取得、1984年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて政治学学士号を取得。現在、バージニア州フェアファックス在住。妻リン氏との間に3人の娘を持ち、さらに3人の孫がいる。

サーディア・ペッカネン 博士

サーディア・ペッカネン 博士

ワシントン大学 ジョブ・アンド・ガートルード・タマキ冠教授

米国ワシントン大学(シアトル)にてタマキ冠講座教授。同大学では政治学部客員教授およびロースクール客員教授も兼任し、教育・研究に従事している。

コロンビア大学およびイェール大学ロースクールにて修士号を取得後、ハーバード大学にて政治学(政府学)博士号を取得。

ワシントン大学においては、ヘンリー・M・ジャクソン国際関係大学院における「戦略・政策・外交研究プログラム(SPDR)」、ロースクールにおける「宇宙法・データ・政策プログラム(SPACE LDP)」、ならびに航空宇宙学部との共同による「宇宙政策研究センター(SPARC)」の創設ディレクター/共同ディレクターを務める。

研究分野は国際関係論と国際法の交差領域に位置し、宇宙分野における商業・法制度・安全保障政策を専門とする。特に日本およびアジアの対外政策に関する地域的専門性を有し、国家、産業政策、戦略・グランドストラテジー、外交、同盟、ガバナンスなど、国際秩序に関わる幅広いテーマに取り組んでいる。

また、学術と政策の架橋に強い関心を持ち、宇宙外交分野における教育・情報基盤の強化を目的とした戦略コンサルティング「SPACEAIMS」を主宰。あわせて、サブスタック上で「宇宙外交ニュースレター」を発信している。

国際宇宙法学会(IISL)会員、外交問題評議会(CFR)終身会員。

東京事務所
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