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日米宇宙フォーラム
過去の会議

会合12202210月 東京

20221018日から20 日の3 日間にかけ、3年ぶりに対面による日米宇宙フォーラムが東京にて行われ、20日には公開シンポジウム「南シナ海における宇宙技術と海洋状況把握」が慶應義塾大学三田キャンパスにて開催されました。シンポジウムの登壇者は以下の通り。
モデレーター:マンスフィールド財団フランク・ジャヌージ理事長
パネリスト :デビッド・ブラッドショー (電子線専門家)
       Hong Thao Nguyen (ベトナム外交学院東アジア研究所 上級講師)
       Renato Cruz De Castro (フィリピン、デ・ラサール大学 中国研究 教授)
吉村善範 (一般社団法人日本宇宙フォーラム 常務理事)
 
 
 

会合1120221月 オンライン

2022126日、第11回米宇宙フォーラムが開催され、既にある安全保障面での懸念に始まり、宇宙交通管理(STM)や海洋状把握(MDA)、月面基地システムなど5年、10年、20年先の日米がどのように宇宙分野で協力行っていけるかの議論に続き、サーディア・ペッカネン共同議長(ワシントン大学教授)のもと、「メガコンステレーションと地球観測」のテーマで、衛星メガコンステレーションとそれらが集積したデータの利用から受ける恩恵またはリスクについて議論しました。
パネルディスカッションの登壇者は以下の通り。
モデレーター:サーディア・ペッカネン教授 (ワシントン大学)
パネリスト :淺田正一郎 (Synspective 執行役員ビジネス開発部ゼネラルマネージャー)
       中村友哉(株式会社アクセルスペース 代表取締役)
       Ari SandbergMITリンカーン研究所 アシスタントテクニカルスタッフ)

会合1020218月 オンライン

2021427日から29 日の3 日間にかけ、第10回日米宇宙フォーラムが開催されました。初日では、メンバーが前回会合からの進展や現在の取り組みなどそれぞれの専門分野から発表し、2日目は、トランプ大統領と安倍首相による日米前政権の下での宇宙政策の主要な変更を振り返るとともに、バイデン大統領と菅首相による現日米政権への宇宙政策への期待について議論しました。また3日目は、宇宙の「商業化」へのインセンティブというテーマで、日米政府の支援の在り方の違いや商業化における二国間協力などについて議論しました。

会合920208月 オンライン

2020828 日、第9回目となる日米宇宙フォーラムのオンライン会合が開催されました。宇宙ごみ問題や科学的研究及び国際的ルールの設置に基づく持続可能な宇宙空間利用の日米協力についての議論が行われ、テキサス大学オースティン校のモリバ・ジャー博士と日本の内閣府宇宙開発戦略推進事務局の吉富進氏が通信衛星群の拡大、維持、除去に関する現在の課題についての発表を行いました。また本会では、初めて米国陸軍と日本の自衛隊からの参加者を迎え、ジョン・E・ショー少将と阿式俊英中佐が、新宇宙時代における国家安全保障の側面から、また紛争の潜在的要因としての宇宙ごみや宇宙交通管理の評価を共有しました。

会合820199月 ワシントンDC

2019924日、8回目となる日米宇宙フォーラムがワシントンDCで開催されました。二部制で行われた本会は、アミ・ベラ米国連邦下院議員によって開会の辞が述べられた後、「新しい宇宙競争の統制」、「宇宙:新フロンティと新テクノロジー」をテーマにパネル・ディスカッションが行われました。登壇者は以下の通り:
第一部:「新しい宇宙競争の統制」
   サーディア・ペッカネン教授(ワシントン大学 宇宙政策研究センター 共同ディレクター)
   P.J. ブランウント博士(ルクセンブルグ大学 ポスドク研究員)
   ブライアン・イスラエル氏(コンセンシス・スペース 共同設立者・法律顧問)
   ジョン・ミトルマン氏(米国海軍調査研究所 ジェネラル・エンジニア)
第二部「宇宙:新フロンティと新テクノロジー」
   小山浩氏(三菱電機株式会社電子 システム事業本部 エグゼクティブ・フェロー)
   ロン・ロペス氏(アストロスケールUS Inc.社長兼マネージングディレクター)
   中村友哉氏(アクセルスペース 共同設立者、代表取締役兼最高経営責任者)
   佐藤将史氏(アイスペース グローバル事業・ビジネス開発 マネージャー)
   (モデレーター:マンスフィールド財団フランク・ジャヌージ理事長)
なお、本会は国際交流基金日米センターのご支援によって開催されました。

会合7: 20192月 東京

201927日、第7回目となる日米宇宙フォーラムの公開セミナー「日米宇宙フォーラム~第二宇宙時代の日米宇宙協力~」が多摩大学ルール形成戦略研究所で開催されました。宇宙航空研究開発機構 (JAXA)の山川宏理事長による「二国間同盟における宇宙」と題した基調講演の後、フォーラムメンバーによるパネル・ディスカッションが行われました。登壇者と発表テーマは以下の通り。

モデレーター: サーディア・ペッカネン教授(ワシントン大学)
パネリスト:  クリス・ブラッカビー氏(アストロスケール社) 「新宇宙時代の宇宙活動」
        西山淳一氏(日本宇宙安全保障研究所) 「第二宇宙時代における二国間同盟の懸念」
        青木節子教授(慶応義塾大学) 「新宇宙時代における宇宙活動の規範と秩序」
        ジョン・ミトルマン氏(MDA(海洋状況把握)専門家) 「小型衛星とビッグデータ」

在日米国大使館の支援を受けた本セミナーは、週間に及んだ宇宙フォーラムの一連の会合を締めくくる最後のイベントとなり、この間、フォーラムメンバーは様々な省庁関係者や国会議員、宇宙開発に携わる官民セクターの関係者らと面会する機会を持ちました。

日米宇宙フォーラムは、ボーイング社、株式会社IHI、三菱電機株式会社(MELCO)、三菱重工株式会社、日本電気株式会社(NEC)、ハリス社の支援を受けており、本会合では特に慶応義塾大学、在日米国大使館、多摩大学ルール形成戦略研究所、経団連のご支援によって開催されました。

日米政府共催「宇宙に関する包括的日米対話」20187月 東京

2018720日、日本の外務省、内閣府及び宇宙開発戦略推進事務局と米国の国家宇宙会議と国家安全保障会議の共催で行われた「日米宇宙に関する包括的対話」に、元日米宇宙フォーラムメンバー3人が参加しました。この政府間レベルでの包括的対話は、2国間の宇宙協力における民間、商業及び国家安全保障の分野に関する意見交換を行う目的で開催され、本会には、日米宇宙フォーラムメンバーだったジョン・ミトルマン氏(米国海軍調査研究所)、スコット・ペイス氏(米国国家宇宙会議)、ショーン・ウィルソン氏(米国国務省、マンスフィールド・フェローシップ・プログラム5期生)の顔ぶれもありました。またマンスフィールド・フェローシップ・プログラムの同窓生であるジョン・ヒル氏(米国国防総省宇宙政策主事、同1期生)とネイサン・パーディー氏(環太平洋地域米国連邦航空局首席代表、同17期生)も参加しました。本対話の成果としての共同宣言は、外務省ホームページよりご覧いただけます。(日本語英語

会合620182月 ワシントンDC

201821日、第6回目となる日米宇宙フォーラムの公開セミナーがワシントンDCで開催され、科学者及び宇宙政策立案者のコミュニティと軍関係者及び外交政策立案者のコミュニティの間でのコミュニケーションを促進させるというフォーラムの重要目標の一つが達成されました。公開セミナーでは、「安倍・トランプ時代の宇宙:新たな脅威、新たな行為主体」をテーマとして、フォーラムメンバーが宇宙に関する日米協力の重要性を、日本の政策専門家であるシーラ・スミス氏(外交問題評議会、CFR)、防衛政策専門家でマンスフィールド・フェローシップ・プログラム同窓生のジョン・ヒル氏(米国国防総省)、小澤秀司氏(グローバル測位サービス株式会社、GPAS)、マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ理事長とともに議論しました。また、本会では、新しい宇宙技術と新しい行為主体の出現、並びにそのような変化に適応するための法規制構造改革の課題についても議論が行われました。本会は、元兵器管理・相互検証・遵守担当国務次官補フランク・ローズ氏(エアロスペース株式会社)の基調講演によって締めくくられ、ローズ氏のトランプ政権の宇宙空間の規範発展への取り組みに関する所見は、22日付けのSpaceNewsで取り上げられました(SpaceNews記事_外部英語サイトに移動します)。本会は、国際交流基金日米センターとジョージ・ワシントン大学宇宙政策研究所の共催で行われ、公開セミナーに先立ち、米国連邦議会下院科学宇宙技術委員会の副議長を務めるアミ・ベラ議員との会食なども行われました。

会合520173月 京都、名古屋、東京

20173月、京都、名古屋、東京において日米宇宙フォーラムの一連の会合が公開・非公開で行われ、フォーラムメンバーは、日本の宇宙事業に長年携わる関係者だけでなく、新規参入の関係者からの声を聞き、安倍・トランプ政権における日米宇宙協力に関する意見交換を行う機会を持ちました。

36日、京都>日本で「宇宙起業家」として著名な4人(アイスペース株式会社、株式会社アクセルスペース、株式会社アストロスケール、PDエアロスペース株式会社の幹部)と面談。京都大学にて、駐大阪米国総領事アレン・グリーンバーグ氏と同大学の中西寛教授をゲスト講演者に迎えて公開セミナーを開催。

37日、名古屋>川崎重工業株式会社、三菱重工MHI打上げ輸送サービス及び名古屋大学宇宙地球環境研究所(ISEE)の代表者らと意見交換。名古屋大学にて、スティーブン・コヴァシックス氏(在名古屋米国総領事)と田島宏康教授(名古屋大学)がゲスト講演者に迎えて公開セミナー開催。

38日、東京>政策研究大学院大学(GRIPS)主催の円卓会議で学者、記者、省庁関係者らと外交政策・安全保障についての意見交換。また大野敬太郎衆議院議員の主催による会食で、国会議員9人と面談。アメリカンセンターJapanで行われた公開セミナーでは、内閣宇宙開発戦略推進事務局の高田修三局長と米国大使館のクリス・ブラッカビー氏(NASA担当職員)がフォーラムメンバーとともに登壇。

今回のフォーラムの一連の面談を通して得られた東京以外の宇宙事業関係者からの見解が二国間・多国間の宇宙関連活動の機会評価に取り入れられました。なお、日米宇宙フォーラムは、ボーイング社、株式会社IHIエアロスペース、ロッキード・マーティン社、三菱電機株式会社(MELCO)、三菱重工株式会社、三菱商事株式会社、日本電気株式会社(NEC)及びレイセオンのご支援をいただいており、また3月に行われたセミナーは、京都大学、名古屋大学、JR東海、在日米国大使館のご支援を受け実現しました。

特別セミナー:20169 ワシントンDC

201699日、マンスフィールド財団はジョージワシントン大学宇宙政策センターと共催で日米宇宙フォーラムを開催しました。日米の防衛・宇宙政策に携わる関係者が参加し、米国の宇宙防衛戦略、宇宙に関する多国間協働を推進する機会、宇宙部門の官民セクターの接点についての考えを共有しました。日本からは衆議院議員の牧島かれん氏が参加しました。元内閣府大臣政務官で宇宙政策の発展を先導する牧島氏は、日本が宇宙政策においてつけるべき優先順位と日米間の宇宙政策の重要性について意見を述べました。また本セミナーでは、 “Recommendations for the Japan-U.S. Comprehensive Space Dialogues” / 「日米宇宙フォーラム:『宇宙に関する包括的日米対話』への提言」を広めることにも焦点が当てられました。なお、本会合終了後の数週間にわたり、東京とワシントンで米国議員と日本の国会議員や省庁関係者による会合が複数回行われました。

会合420163 ワシントン州シアトル

20163月、米国の宇宙産業の分野において急速なイノベーションで新しい産業活動の中心の一つとされているシアトルで、第4回日米宇宙フォーラムが開催されました。2日間半にわたる会合では、シアトルに拠点を置き、宇宙産業の最前線を担う企業(エアロジェット・ロケットダイン、テザーズ・アンリミテッド、プラネタリー・リソーシズ、ヴァルカン・エアロスペース、ブラックスカイなど)だけでなく、米国陸軍や空軍の代表者も参加し改正日米防衛協力ガイドラインや二国間宇宙協働に対する見解が共有されました。また、政策立案者からだけでなく技術専門家からも変容し続ける宇宙政策や規制策定に対する意見を聞くことができました。

会合開催期間中、日米宇宙フォーラムは航空博物館、日米友好基金、国立アジア研究局(NBR)、ワシントン大学ジャクソン校外交センターとの共催で 「日米宇宙フォーラム:日米同盟における宇宙」というイベントを実施し、日米同盟における宇宙:脅威と可能性」をテーマとしたパネルディスカッションでは、パネリストが調査結果などを一般の参加者と共有しました。

会合3201512 ワシントンDC

201512月、日米宇宙フォーラムはワシントンDCにある米国議会議事堂において非公開会合と公開シンポジウムを開催しました。非公開会合では、米国大統領選挙で外交政策に関わる共和党及び民主党スタッフらを含むワシントンDCの宇宙と外交政策コミュニティの専門家たちとともに、フォーラムの目的と優先順位を議論する機会を持った他、フランク・ローズ氏(米国国務省軍備 管理・検証・遵守局)、カート・キャンベル氏(元東アジア国務副次官補)、マンスフィールド・フェローシップ・プログラムの同窓フェローのジョン・ヒル氏(米国国防総省宇宙政策室主任)、米国国家安全保障会議対日政策・宇宙政策室の主任であるクリストファー・ジョンストーン氏とチラグ・パリク氏、そしてNASA、米国海洋大気庁、ホワイトハウスからの代表者も参加しました。日本からは衆議院議員の河村健夫氏と内閣府宇宙審議官・宇宙戦略室長の小宮義則氏が特別ゲストとして参加し、日米両国による宇宙協力の重要性が言及されました。

河村氏と小宮氏は1210日に行われた公開シンポジウム「アジアにおける宇宙競争と日米同盟」にもゲストスピーカーとしても登壇しました。米国側からは、米国連邦会員議員のホワキン・カストロ氏、ジム・マクダ―モット氏、ダナ・ロラベイチャー氏が参加し、日米間の宇宙協力の重要さを強調しました。河村氏は日米安全保障同盟におけるより強固な宇宙協力を提案した後、日米は今後も同等のパートナーとして協力する必要があるとし、ロラベイチャー氏もこれに賛同しました。その後、小宮氏とチラグ氏がそれぞれの国の宇宙戦略の概要を説明しました。

会合2201412 東京

1回会合で策定された一連の「日米宇宙協力のための中期目標及び短期優先順位」(以下、「目標と優先順位」)の発行後、日米フォーラムは2回会合を20141211日、東京で開催しました。本会合で、フォーラムメンバー日本の宇宙分野の政府関係者や業界のリーダー、米国大使館関係者や専門家に直接話を聞く機会を持つことができました。本東京会合の位置づけは最終ステップではなく、あくまでも中間ステップとして2つの補完的な目標が作成されました。第1の目標は、戦後の安全保障政策がいまだかつてないほど流動的な現在、宇宙安全保障の懸案事項を反映させた中間的提言として「目標と優先順位」を活用すること。第2の目標は、日米両国の多くの政策立案者に配布する公式な最終成果物の作成にむけ、「目標と優先順位」に対する評価・意見を得ること、と定めました。

フォーラムメンバーは、日本の宇宙政策や日米のトラック1「宇宙に関する包括的な対話」の最前線にいる日本側関係者から、宇宙安全保障に関する詳細や政府の方針と取り組みに関する情報を聞く機会を持ち、内閣府内閣府宇宙戦略室、国家安全保障会議、外務省、経済産業省、文部科学省、防衛省、日本のメディア、慶応大学でのセミナー参加者約80人と会合を行いました。また、国家の宇宙政策方針において民間セクターの役割の重視性が高まる現状を反映させ、国家及び二国間宇宙政策目標と両国の民間セクターの能力、需要、現状をどのように調整できるかについての調査を行いました。

会合120146月 モンタナ州ミズーラ

2014628日から30日にかけ、第1回日米宇宙フォーラムがモンタナ州ミズーラで開催されました。本会合では、米国のアジア重視政策、日米同盟の今後、障壁減少による宇宙活動への参画主体の急増など幅広い議題を取り扱いました。宇宙に関する二国間政策対話を活発化させる政策提言を行うため、全2日間にわたるワークショップ及び非公開会合において、政府、学術、民間セクターからの様々な視点や課題が取りまとめられました。会合後には、「日米宇宙協力のための中期目標及び短期優先順位の草案が作成されました。

 

2014年当時の設立メンバー (敬称略、アルファベット順)

秋山 正雄        株式会社IHI 
青木 節子        慶応義塾大学
浅田 正一郎       三菱重工業株式会社
マイケル・フレッチャー  米国航空宇宙局(NASA)/マンスフィールドフェロー
畑田 浩之        新エネルギー・産業技術総合開発機構
フランク・ジャヌージ   モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団
エド・ジュー       ロッキード・マーティン・スペースシステム社
岸 耕一         日本電気株式会社(NEC
小山 浩三        三菱電機株式会社
小澤 秀司        日本電気株式会社(NEC
ロナルド・ロペス     ボーイング社
ヘクター・マシアス    ノースロップ・グラマン
ピーター・マルケス    プラネタリー・リソーシズ
ジョン・ミトルマン    アメリカ海軍研究所
ロバート・モリシ―    レイセオン・ジャパン社
ジェフ・ナン       シアトル航空博物館
スコット・ペイス     ジョージ・ワシントン大学
サーディア・ペッカネン  ワシントン大学
シーラ・スミス      外交問題評議会(CFR
豊田 正和        日本エネルギー経済研究所
山川 宏         京都大学

東京事務所

 

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