【第29期マンスフィールドフェロー最新情報】

外務省・人事院・マンスフィールド財団共催 歓迎レセプション開催

第29期マンスフィールド・フェローシップ参加者と、
マンスフィールド財団ならびに日米両政府関係者との集合写真。
写真提供:外務省

マンスフィールド・フェローたちの東京での新たな関係者との面会、和食レストラン・権八での財団スタッフ・関係者家族との夕食会参加の様子

8月29日、外務省・人事院・マンスフィールド財団が共催で、第29期マンスフィールド・フェローのための歓迎レセプションを開催しました。レセプションに先立ち、フェローらは在東京米国大使館のアーロン・スナイプ主席公使と意見交換する機会を得ました。レセプションでは、岩屋毅外務大臣からの紹介メッセージが外務省北米局長の熊谷直樹氏により代読され、続いてスナイプ主席公使大使と人事院の川本裕子総裁からのご挨拶をいただきました。

マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ理事長兼CEOは、日米両政府のプログラム支援に謝意を表明するとともに、フェローの金沢での集中語学研修とホームステイを主催した石川県国際交流協会への感謝の意を述べました。フェローたちは日本語で自己紹介を行った後、日本の政府関係者、米国外交官、マンスフィールド財団の法人支援会員、ホームステイ先ホスト、語学パートナー、フェロー卒業生ら100名以上の出席者と交流しました。

この歓迎レセプションは、フェローたちが日本政府各府省での実務研修を開始する前の「東京オリエンテーション・ウィーク」の締めくくりとして開催され、同週間中には、人事院による説明会、受入機関担当者との面談、東京の日本語教育機関によるオリエンテーションセッションが行われました。

マンスフィールド財団からは、ワシントンD.C.本部からジャヌージ理事長の他、サラ・ハリガー副理事長およびプログラムマネージャーのアマンダ・アールズが合流し、日本でフェローおよび関係者と直接交流できたことに感謝の意を表しました。財団一同、第29期フェローの今後の活躍を心より期待するとともに、マンスフィールド・フェローシップ・プログラムへの皆様の温かく継続的なご支援に深く感謝申し上げます。

次世代のリーダーたち、日米韓三国協力の未来を探る

マンスフィールド財団ワシントン事務所前にて撮影された、
新進気鋭のリーダーによるラウンドテーブルディスカッションの参加者たち

米日韓関係の現状と新進リーダーの役割を検証するプログラムの一環として、マンスフィールド財団と米韓経済研究所(KEI)は、本秋に二部構成の取り組みを共催しました。

第一部は、8月18日に開催された公開フォーラムで、三ヵ国における最近の指導者交代を受けた三国間協力の課題と機会について専門家が議論し、変化する地政学的状況を踏まえ、地域の動向に応じた協力強化の道筋について意見を交わしました。

これを踏まえ、当財団とKEIは9月初旬に16名の新進リーダーを招いて非公開のラウンドテーブルディスカッションを開催しました。参加者は、学術、政策、専門分野で幅広い経験を持ち寄り、三国間協力の将来に向けた活発かつ前向きな議論を展開しました。

ディスカッションは三つのインタラクティブなセッションで構成され、自由な意見交換と協力的な思考を促進しました。第一セッションでは、三国間協力が有意義な影響をもたらし得る主要課題を検討し、協力の機会と不協力によるリスクを踏まえた優先事項が議論されました。

第二セッションでは、これらの議論を踏まえ、三国間協力を推進・維持するための実践的な戦略に焦点が当てられました。参加者は、制度間の連携や文化交流、人材交流を通じた協力の加速策を模索しました。
第三セッションでは、政治的な不安定さや世論の懐疑、歴史的な対立、脅威認識の相違といった三国間協力の課題とリスクについて検討し、それらの障壁を克服し、長期的なパートナーシップの強化を目指す方策が話し合われました。
参加者は終日にわたり活発かつ率直な議論を交わし、創造的な提案や新たなネットワークの形成につなげました。非公式の交流の機会も設けられ、信頼とコミュニティの重要性が再確認されました。

本プログラムの主要な洞察と提言をまとめた報告書は、来月公開予定です。

韓国代表団、ワシントンD.C.を訪問

訪問中の代表団、経団連USAの和田照子・マンスフィールド財団理事と会談

9月11日と12日、マンスフィールド財団は韓国代表団を迎え、米国・日本・韓国の三国間協力の強化を目的とした2日間の交流プログラムをワシントンD.C.で実施しました。

本プログラムでは、韓国のビジネスリーダー、国会議員、その他の主要関係者が一堂に会し、米国および日本の関係者との一連の深い議論をおこないました。

初日は、マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ理事長兼CEOが主導するラウンドテーブルディスカッションから始まり、トランプ政権下における政策の変化、北朝鮮関連の課題、そして朝鮮半島全体の動向についての議論。続いて米国国務省での会合では、政策への影響や協力の可能性についてさらに掘り下げられ、また、長期的な理解と協力関係の構築には人的交流が極めて重要であるとの認識が共有されました。

2日目は三国間の視点に焦点が当てられました。代表団は経団連USAを訪問し、日本企業がどのようにして米国との関係構築を行っているかについて説明を受け、韓国にとっての比較的視座からの学びを得るとともに、三国間でのアプローチの整合性を図ることの重要性が改めて認識されました。

最後に米国通商代表部(USTR)を訪れ、進行中の貿易交渉やそれに伴う地域への影響についての意見交換でプログラムは締めくくられました。共通する経済課題に対応するうえで、日米韓のより緊密な連携の必要性が強調され、2日目の議論は実りあるものとなりました。

今回のプログラムは、二国間関係の理解を深めると同時に、それを三国間の枠組みの中で捉え直す貴重な機会となりました。政策、ビジネス、地域の安全保障における日米韓の協力の重要性が改めて浮き彫りとなる、有意義な交流となりました。

マンスフィールド財団、ワシントンD.C. にて渡邊デモクラシー・フェローを迎える

ワシントンD.C.における「渡邊デモクラシー・フェローシップ」プログラムの実施パートナーとして、当財団は2025年度フェローを迎え、米国の政策エコシステムに関する専門的な交流・対話・学びを目的とした1週間のプログラムを実施しました。

渡邊デモクラシー・フェローシップは、全米日系人博物館(JANM)デモクラシー・センターの代表的な取り組みであり、日本の次世代リーダーに対し、専門性育成を通じて日米関係を強化する1年間の機会を提供いたします。プログラムの主なイベントでもある米国への2週間の訪問を通して、渡邊フェローは政府、市民社会、学界の専門家と直接交流します。

マンスフィールド財団は、カリフォルニア州で全米日系人博物館(JANM)が主催した1週間の歴史・文化体験に続くワシントンD.C.でのプログラムを企画・実施しました。参加したフェローは、アメリカの民主主義や外交政策の仕組みについて理解を深め、非公開のブリーフィングやモデレーター付きの円卓会議、ファシリテーターによる対話の場を通じて、東アジアにおけるアメリカの政策や民主的ガバナンスの変化について掘り下げ、日米関係に共通する課題や今後の可能性についても考える機会となりました。

公式日程の会議に加えて、代表団は地域に根ざした活動や文化体験にも参加し、相互理解を深めるとともに、二国間パートナーシップの基盤となる人と人とのつながりを強くしました。

渡邊デモクラシー・フェローシップは、マンスフィールド財団と全米日系人博物館が共有する、日米両国のより深い交流と理解を促進するという共通の目標を推進しています。財団は、日本の次世代リーダーの育成と、日米同盟の基盤となる価値観の発展に寄与できることを誇りに思っております。フェローたちは今後、日本での公開イベントを通じて、今回の経験や学びを共有し、より広範な異文化対話の促進に努めていきます。

2026年度の渡邊利三デモクラシーフェローシップの応募期間は、2025年10月27日から2026年1月15日までとなります。詳細はwww.janm.org/democracy/watanabe-democracy-fellowshipをご覧ください。

日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク:専門家からの最新情報

日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワークのメンバー過去1ヶ月の活躍を、下記にご紹介します。

・第4期生のクリスティン・ヴェカシ博士は、モンタナ州の地方紙「Ravalli Republic」にて、「モンタナから日本へ―国際交流が重要な理由」を論じました。

・第1期生のマシュー・マール博士は、Think Global Healthで日本とアメリカのそれぞれのホームレス問題への対応策を比較した共著記事を発表しました。

・第5期生のクリスティ・ゴヴェラ博士は、毎日新聞を通じて、髙市早苗氏の選挙が今後の日米関係にどのような影響を与えるかについて見解を示しました。

・第5期生のスコット・ハロルド博士は、RANDを通じて「中国とのAI競争における日本の重要なパートナーとしての役割」というタイトルのブリーフィングを発表しました。

マンスフィールド財団 理事会会長 ジェラルド・カーティス氏、「私の履歴書」で紹介

10月を通じて、マンスフィールド財団理事会会長のジェラルド・カーティス博士が『Nikkei Asia』の連載「私の履歴書(My Personal History)」で紹介されています。この連載では、日本政治と日米関係を60年以上にわたり研究してきたカーティス博士が、自身の経験や思い出を日々語っています。

第1回の記事はこちらからご覧いただけます。

フランク・ジャヌージ、韓国Arirang TVに出演

9月23日、マンスフィールド財団のフランク・ジャヌージ代表兼CEOが、韓国のArirang TV番組「Within the Frame」に出演しました。番組では、国連総会の動向や、韓国のイ・ジェミョン大統領が掲げる国際舞台での優先課題について語りました。

番組の様子はこちらのリンクからご覧いただけます。

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